1793 【誰歓ランダ】連理黄昏ホテル【R18】
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” ねえにいさま、あそんで “
[“ ”はそう言った。]
” にいさん、僕がんばったんだ “
[“ ”の頭を撫でた。]
[……幸せな夢の続きを見た]
(@0) hoshine_kz 2019/04/25(Thu) 14時半頃
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[やがてやってくるだろう、あいつたちが自身の元に
やがて――追ってくるだろう、“いもうと”と“おとうと”たちが]
[そのとき、自身は――――]
(@1) hoshine_kz 2019/04/25(Thu) 14時半頃
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――――――ッ、
(@2) hoshine_kz 2019/04/25(Thu) 14時半頃
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[ゆっくりと意識は浮上する。 幸せな夢は悪夢へと変わった。――向けられた銃口の光沢が、いやに眩しくて。 行かなければ、いけないのだろう。追手がきっと、やってくる。 ――永遠にこの場所にいたならば?ずっと時間は止まったままなのかもしれないと、なぜだか過ったけれど。 それでも、自身は――
シャワーを浴びた体はすっきりしていた。 ほこほこと、温かい体が微睡みを運んで、変えられた綺麗なシーツに沈んだのが昨日のこと。 忍装束、というものは、案外と心地よかった。戦闘服だからだろうか。 いつの間にやら綺麗になっていた“軍服”に着替える。 ――悔しいけれど、落ち着く心地が、した。]
(@3) hoshine_kz 2019/04/25(Thu) 14時半頃
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[そして隠し持っていた銃を取り出して、手入れを。*]
(@4) hoshine_kz 2019/04/25(Thu) 14時半頃
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おかわりがご所望かな?
[嬉々として黒猫に向かって手を伸ばす。]
(@5) 狛 2019/04/25(Thu) 21時半頃
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…よしよし、良い子だねぇ。
[すりつく黒猫を優しく撫でる。]
(@6) 狛 2019/04/25(Thu) 22時半頃
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[甘く食まれた瞬間、息を詰めるものの]
…っ、…痛くない。
怒ったわけではないんだよね?
[牙を立てられれば痛いもの、という認識だった為に意外そうにしつつ。 再び毛並みを愛で始める。]
(@7) 狛 2019/04/25(Thu) 22時半頃
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[手を包まれれば温かく。 触れた場所からは生命の脈動を感じられるだろうか。 そこに甘噛みと首を傾げる様が加われば 胸にむずむずと込み上げてくるのは‘幸せ’と呼べるものか。 小悪魔さんめ。]
むぅ、これは中々…。
[癖になってしまいそうだ、と零す顔は緩んでしまう。]
(@8) 狛 2019/04/25(Thu) 23時頃
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―怪物のはなし―
[ある日の夜の事、 怪物は屋敷の前で聞き慣れない鳥が鳴いているのに気付きました。 声に誘われて進んだ先には、見慣れぬ褐色の肌をした人間が倒れていました。
その人間は身体の彼方此方に怪我をしているようでした。 怪物の屋敷があるのは深い森の中なので、 気付くのが遅ければ森の獣の餌食になっていたでしょう。]
(@9) 狛 2019/04/25(Thu) 23時半頃
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[彼はつい最近、内乱で滅びた国の民だと言いました。 家族は散り散りになってしまい、生きているとも分からないと。 満足に身体を動かせない彼の持ち物と言ったら、僅かな荷物と鳥しかありませんでした。
怪物は気紛れに屋敷で療養する事を許しました。 その代わり、一つ約束をさせました。
『私に対して背信行為を働かないこと』
破ればその場で殺してしまう、と。]
(@10) 狛 2019/04/25(Thu) 23時半頃
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[そうして、二人と一羽の暮らしが始まりました。 掃除や洗濯は姿の見えない召使がしてくれますが、動けるようになると自分でやりたがりました。 血はいらないと言ったので、そうして拾われた恩を返す心算なのでしょう。 怪物は彼の好きにさせていました。
買い出しに出掛けられるようになると、彼は近くの村や町の人々と交流を持つようになりました。 小遣いくらい与えると言っても聞かず、 簡単な仕事をして金を得ては、彼は様々なものを買ってきました。
切りたての花。 簡素な花瓶。 良い香りのする紅茶。 異国の絵葉書。
――屋敷の中に、ものが増えてゆきました。]
(@11) 狛 2019/04/25(Thu) 23時半頃
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[彼は傷が癒えても屋敷を離れる様子はありませんでした。 暫く何処かに出掛けていても、必ず屋敷に戻ってきます。 まるで屋敷を己の巣と定めた鳥のように。
そうしている内、怪物は、誰かと暮らす事に慣れてしまいました。 屋敷を分け与えられ、独り立ちした後は一人の生活が当然だったのに。 彼がいないとどうしようもなく、さみしく思うようになってしまいました。
そんな時、怪物はとある事を思いつきました。
『彼を私の同胞にしたらどうだろう? そうすればずっと一緒にいられるじゃないか!』
――それはとても素晴らしい名案のように思えました。]
(@12) 狛 2019/04/25(Thu) 23時半頃
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[怪物は彼にそれとなく聞いてみました。 永遠ともいえる命に興味はないか、と。 けれど彼は首を横には振りません。 神様の許へ帰れなくなってしまうから、と。
やがて、彼は近くの村の娘と恋に落ち、結婚をしました。 ここが別れ時だと怪物は思いました。 けれど、彼は足繁く屋敷にやって来ては何かと世話を焼いてきます。 何年経っても姿の変わらない怪物を気味悪がる事もなく。
怪物は諦めきれず、じっと彼を同胞にする機会を窺いました。
病になれば、頑丈な体を欲しがるのではないか。 子供が生まれれば、孫の代まで元気で生きていたくなるのではないか。
けれど人間の命とは儚いもの。 そうしている間に、どんどんと彼は老いてゆきました。]
(@13) 狛 2019/04/25(Thu) 23時半頃
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[そうして、ある日。 彼が重い病に罹ったと彼の家族から連絡を受け、 男は陽が落ちてすぐに蝙蝠の姿になって彼の家に向かいました。
通された部屋には、すっかり生気の薄れてしまった友人が床に就いていました。 『私を置いて逝かないでくれ。』 怪物はそんな言葉が口を突いて出ようとするのを必死で飲み込みました。
怪物は後悔しました。 こんな事なら無理矢理にでも眷属にしてしまえば良かった、と。 恨まれても、拒絶されてもいい。 彼が生きていてくれさえすれば、それで良かったのに。
けれど老体に祝福を施しても変化に耐えられず、苦しんで死ぬだけでしょう。]
(@14) 狛 2019/04/25(Thu) 23時半頃
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[だから、怪物は来世に望みを託す事にしました。
神の許へ行く彼の魂を歪め、再び人間として生を受けられるようにと。 そうしてその時には自分が分かるように、目印を魂に刻み込みました。
其処には彼の意志は関係ありません。 何処までも勝手な行為でした。
その代わりに、怪物はその因果を断ち切る術を彼に教えました。 それは呪いをかけた相手をその手で屠る事。
…君が誰かが隣にいる倖せを、 そうして孤独の恐ろしさを教えたのだから、
再び逃げおおせる事を選ぶのなら 責任を持って私を終わらせてくれたまえ。]
(@15) 狛 2019/04/25(Thu) 23時半頃
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[彼は何方を選ぶでしょうか。 何方に転んでも、怪物にとってはいいのです。
友の命を永遠のものとしたい。
孤独に苛まれるくらいなら、消えてしまいたい。
それは何方も怪物の望みなのですから。*]
(@16) 狛 2019/04/25(Thu) 23時半頃
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甘えたさんかな?
[人の姿でいるよりも甘えられている気がする。 表情が和らいだように見えるのは、男の希望的観測かどうか。 猫との触れ合い初心者には判断が付かない。
猫を吸う、という言葉が聞こえてきたが、一体どういう事だろう。 試しに抱き上げてみようかと背中を撫でながら左手を滑らせてみる。]
(@17) 狛 2019/04/26(Fri) 00時頃
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[――窓の外の黄昏にひどく安堵するのは、そこが暗闇の中でないからだろうか。]
[否、きっと理由は他にもあるだろう。]
[――“ねえさん”に褒められたからだ。 [――“にいさん”に頭を撫でてもらったからだ。]
[黄昏は自身の『仲間』だと純粋ながらに思って。 牙を剥かず、抱かれているような感覚も覚えるようになった。]
[そんな、殺風景な世界の、暖かい思い出。]
(@18) hoshine_kz 2019/04/26(Fri) 01時半頃
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[――“ねえさん”はもういない。]
[――“にいさん”はもういない。]
(@19) hoshine_kz 2019/04/26(Fri) 01時半頃
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[――走っていたのは、暗い暗い夜闇 夜が嫌いなわけじゃない。 だけど生理的な嫌悪感が、闇から這い上がってくるようだった。]
[――“いもうと”の気配の幻影を感じた。] [――“おとうと”の銃口の幻影を見た]
[“いもうと”のことは―――なのに。]
[“おとうと”のことは―――なのに。]
[どうしてこうなってしまったのだろう。]
(@20) hoshine_kz 2019/04/26(Fri) 01時半頃
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[それでも自身は、必死に走って。]
[みんなと同じ場所にはいけなくて]
[――――流れ落つは、優しい黄昏]
(@21) hoshine_kz 2019/04/26(Fri) 01時半頃
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――――――ッ、
(@22) hoshine_kz 2019/04/26(Fri) 01時半頃
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[――窓の外から、目を戻した。
元より荷物など何もない。 ただこの身と、服と、銃のみ。 ホルスターに仕舞う。随分と本調子に戻ったようだ。 果たしてお金をあげると言っていた彼との約束は有効なのだろうか。 無理ならば、逃げるしかないけれど。
いけるかはわからない。 だけど、自身は、行くしかない。]
(@23) hoshine_kz 2019/04/26(Fri) 01時半頃
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[――――本当は、どうするのが“良い”のか、少し迷っているの、だけれど。*]
(@24) hoshine_kz 2019/04/26(Fri) 01時半頃
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[不思議そうに見つめてくる黒猫に、怖い事はしないよ、と言いながら抱き上げる。 腕にかかる心地よい重さ。 触れた熱が心地よくて、気付けばそのまま眠ってしまったらしい。]
…しまった、
[男が目覚めるのは朝というには遅い時間。 けれど、外は変わらず黄昏だった。
黒猫は傍にいたか、それとも動き出してしまっていたか。 まだ傍にいたならば、途中で寝てしまった事を謝罪しよう。]
(@25) 狛 2019/04/26(Fri) 19時頃
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おはよう?
[猫は寝る子とも言うから仕方ないね。 春は眠くなりやすいとも言うし。 男は声量を抑えて遅い挨拶の言葉を口にすると、隣で伸びている黒猫の頭を撫でた。 無理はしないようにするよ。ありがとう。]
(@26) 狛 2019/04/26(Fri) 23時半頃
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[人の言葉を話さない猫の、擦り寄ってくつ仕草は愛らしい。 此処を離れればこの戯れも絶えてしまうと思うと寂しいが、今はこのひと時を楽しもうと。
おいで、と。 膝の上にと手招いた。]
(@27) 狛 2019/04/27(Sat) 00時頃
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…?
わっ。
[硬直と沈黙に違和感を抱き、 取り消そうと口を開きかけたところに黒猫が勢いよく移ってくる。]
こらこら、危ないよ。 でも猫の体だから運動神経は良いのかな。
[言いながらもあやすように背中を撫でて。]
(@28) 狛 2019/04/27(Sat) 01時頃
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[彼の小さな胸の内で何があったかは分からない。 けれど此方を害する目的で飛び掛かってきたわけでないことは明白。 これが演技であったなら、白旗を振ろう。]
…寝てもいいよ。 君が望むのなら、こうしていよう。
[ゆっくりとお休み。 そう囁いて、飽く事もなく黒猫の毛並みを撫でていた。 今宵もうとうととして、そのまま寝てしまうのだろう。]
(@29) 狛 2019/04/27(Sat) 01時半頃
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